脱サラして田舎起業!田舎でも儲かる商売サービスの見つけ方
はじめに: 「13年間のエンジニア生活に別れを告げて、週末だけの田舎起業に挑戦しました!」

こんにちは!石本泰之です(^^)/
僕は以前、大手自動車メーカーで13年間エンジニアとして働いていました。
安定した収入、将来も約束された生活。でも、どこか物足りなさを感じていた時、
兵庫県宍粟市の廃校活用の話を耳にしたんです。
今では、神戸と宍粟市を行き来しながら、
週末だけのゲストハウス運営で月商100万円以上を達成。
この記事では、私の経験を元に、
田舎でも成功できるビジネスの見つけ方をお伝えします!!
「田舎起業の始め方、教えます!週末だけで月収100万円を実現した元エンジニアの物語

「田舎で起業って、本当に稼げるの?」
僕ももかつては、同じ不安を抱えていましたよ・・・。
大手自動車メーカーで13年間エンジニアとして働いていた時、もし田舎で起業したら…なんて考えると、夜も眠れないくらい心配でした。
でも、実際にやってみて気づいたんです。
むしろ、今の時代だからこそ、田舎起業にはチャンスがあるということを。
僕の場合、兵庫県宍粟市の廃校をリノベーションした、「ゲストハウス繁盛校」の運営を、支配人として週末だけで2021年5月にスタートしました。
最初は月商10万円程度。
正直、赤字でした・・・( ̄▽ ̄)。
でも、まずは「週末起業」という形で始めたことで、
脱サラ直後の一人法人でも経営が不安定な時でも、
大きなリスクを取らずにビジネスモデルを確立することができたんです。
特に重要だったのが、以下の3つのポイント:
1.平日の仕事は継続
神戸でのWeb関連の仕事は続けながら、
週末だけゲストハウスの運営に挑戦。収入の基盤を田舎起業とは別の事業で保ちつつ、新しいことにチャレンジできました。
2.デジタルツールを活用
予約申し込みから集客までの業務をオンラインで完結できるようにしました。
平日は神戸にいながら、週末の宿泊予約の管理ができる仕組みを作りました。
3.地域の方々との協力体制
清掃は地元のスタッフにお願いし、食材は地域の農家から仕入れる。
厨房には地元のマダム?!達に入って頂き、夕食の準備をお願いしました。
地域の方々との協力関係を築くことで、週末だけの運営を可能にしました。
この3つを意識しながら、少しずつ改善を重ねていった結果、

開業から6ヶ月後には月商30万円(コロナの非常事態時期は除く)、
1年後の2022年8月には、ついに月商100万円を超えるまでに成長することができました。
最初から大きな投資や劇的な生活の変更は必要ありません。
まずは週末から、できることを少しずつ。
それが、実は田舎起業を成功に導く近道なんです。
なぜなら、週末からの田舎起業のスタートには、3つの大きなメリットがあります:
・田舎起業の失敗のリスクを最小限に抑えられる
・市場調査の時間が十分に取れる
・地域との関係を徐々に構築できる
田舎起業の第一歩は、意外にもあなたのすぐ近くにあるかもしれませんよ。次の週末、興味のある地域に足を運んでみませんか?
きっと、新しい可能性が見えてくるはずです(^^)/。
「田舎でも儲かる商売、実はすぐそこに!?現地で見つけた意外なビジネスチャンス」
「田舎でも儲かる商売、実はすぐそこに!?現地で見つけた意外なビジネスチャンス?」
僕がゲストハウス繁盛校を始めた時の話をご紹介させてください。
実は、最初は全然ビジネスのアイデアが見つからなかったんです。
周辺には鮎の住む揖保川があり、有名な揖保乃糸(そうめん)の産地で、美味しいお米も採れる。
でも正直、これらをどうビジネスに結びつければいいのか、
まったく見当もつきませんでした。
そんなある春の日のこと。廃校で掃除をしていた時、ふと気づいたんです。

「グオンッ!!」
目の前の道路をバイクが通り過ぎていく音が。
「また来たね…」
「グオンッグオンッ!!」
そうなんです。
実は、繁盛校の目の前の道は「国道429号線」。
週末になると、たくさんのバイカーが通るツーリングコースだったんです。
それまで何度も聞いていたバイクの音が、
突然ビジネスチャンスに聞こえ始めました。
この発見から、私たちは「バイカーの観光拠点」というコンセプトを確立。
そこから見えてきた儲かる商売のポイントが3つありました:
- 意外な共通点を見つける
- バイカーと廃校一見関係なさそうですよね
- でも「休憩スポットが少ない」という地域の課題と
- 「安全に駐車できる場所が欲しい」というバイカーのニーズが一致!
- 当たり前を価値に変える
- 広い校庭は安全な駐車場に
- 体育館は雨の日の休憩所に
- 教室は宿泊部屋として活用
- 地域の「不便」を逆手に取る
- コンビニが少ない→オリジナルの休憩セットを用意
- 飲食店が少ない→地元食材を使った簡単な食事を提供
- 宿泊施設が少ない→バイカー専用の宿泊プランを作成
これでコンセプトが決まり、田舎起業でも儲かる商売見つかったと思い、
いざ2021年5月にゲストハウス繁盛校OPEN!

はい。。。この時はコロナの非常事態宣言中、まったく営業できませんでした・・・。
コロナ禍の時はかなり異常な状態。
そして、コロナが収まっても、バイクが全然走って無い・・・
結局、そこから経営方針を変えてたからこそ、
今があるのですが、その話はまた別の機会に!
ここで僕がお伝えしたいことは、
田舎起業でも儲かる商売、ビジネスのアイデアを考える時に大切なのは、
「何もない」と思い込まないことです。
田舎には、都会にはない価値がたくさん眠っています。
それは、意外な形で見つかることも。
皆さんの地域でも、きっと似たような発見があるはずです。
例えば:
- 毎日何気なく通っている道路の交通量
- 地域の人が当たり前と思っている特産品
- 観光客が素通りしてしまう場所
これらの中に、実は大きな田舎ビジネスチャンスが隠れているかもしれません。
大切なのは、現地で時間を過ごし、様々な角度から地域を見つめ直すこと。
その先に、意外な地方でのビジネスチャンスが見えてくるはずです。
僕の場合、スタートがコロナ禍で状況が激変してしまいましたがね・・・苦笑
「あなたの町にも眠ってる!?田舎に欲しいサービスを探す3つのコツ」

「この地域に何か面白いサービスを作れないかな…」
そんな風に考えながら、地域を歩き回った日々が懐かしく感じます。実は、田舎に欲しいサービスを見つけるには、ちょっとしたコツがあるんです。
今日は、私が実際に使った3つの方法をご紹介します。
コツ1 地域の人の「なんとなく」を拾う
最初、僕は地域の方々と何気ない会話を重ねていました。
「この辺、休日に孫家族が来ても泊まるとこないのよね~」
「お隣の集落まで行かないと、お惣菜が買えなくてね…」
「地域住民が集まれるコミュニティの場所があれば良いのに」
こんな何気ない会話の中に、実は大きなヒントが隠れていたんです。
私の場合、そもそも人が来ても泊まれるところがない!
という声から、ゲストハウスを作ろうと考えました。
コツ2:田舎の不便を逆手に取り起業
例えば:
・コンビニが少ない → 地元食材を使った手作り弁当サービス
・移動手段が限られている → 高齢者向けの買い物代行
・休日の娯楽が少ない →ゲストハウスの大部屋、体育館を一般解放
僕たちの場合、最終的には、
「近くに宿泊施設が少ない」という不便さを逆手に取って、
スポーツ合宿向けの団体プランを作りました。

すると、予想以上の反響があり、
今では小学生のスポーツ合宿や大学生の卒業旅行で、
年間1,200人以上のお客様が訪れるようになりました。
コツ3:季節の変化を味方につける
田舎の魅力は、季節によって大きく変わります。これも大きなチャンスです。
ゲストハウス繁盛校での実例:
・春:たけのこ堀ツアー
・夏:鮎掴み&そうめん流し、
・秋:肌寒い夜にキャンプファイヤーやバーベキュー
・冬:雪積もると雪かき大変なので冬季休業(笑)

大切なのは、決して無理をしないこと。僕たちも最初から全部をやろうとせず、週末起業だけのプログラムからスタートしました。
それを少しずつ増やしていって、
今では年間を通じて様々な田舎に欲しいービスを提供できるようになりました。
意外かもしれませんが、地域に必要なサービスは、
必ずしも大きなものである必要はありません。
むしろ、小さな不便や困りごとにこそ、
田舎ビジネスチャンスが眠っているんです。
あなたの地域でも、きっと誰かが「あったらいいのに」と思っているサービスがあるはずです。
まずは地域の方々との何気ない会話から始めてみませんか?
そこから、新しい田舎起業やビジネスのヒントが見つかるかもしれませんよ。
田舎でも儲かる商売のヒミツ、実は地域の人との関係づくりにありました!

都会では当たり前の「お客様は神様です」という考え方。でも、田舎での商売って、実はまったく違うんです。僕が田舎起業して最初に学んだことは、
「お客様も、自分も、みんな地域の一員」という考え方でした。
地域の人々との信頼関係が全て
始めは右も左もわからない状態でしたが、地域の方々が温かく迎え入れてくれました。
「若い人が来てくれて、地域が活気づくのは嬉しいよ」
そう言って、畑仕事を教えてくれたり、地域の困りごとを教えてくれたり。
その関係が、後々の田舎ビジネスのヒントになったんです。
地域活動への参加が、実は最高の営業活動と人材発掘の宝庫
お祭りの準備や地域の清掃活動など、最初は「時間の無駄かな?」と思っていた活動が、実は最高の営業機会と人材発掘の場所でした(笑)。

具体的には:
- 地域の困りごとを直接聞ける(ニーズを知る)
- 信頼関係を築ける(スタッフを見つけれる)
- 自然な形で自分のサービスを知ってもらえる(お客さんにもなる)
成功のカギは「Give & Give」の精神
「Give & Take」ではなく、「Give & Give」の精神で接することで、思わぬ形で支援の輪が広がりました。例えば、お年寄りの庭の手入れを無料でお手伝いしたことが口コミで広がり、
「若い人に任せられる便利屋さん」として評判が広がったりもしますよ。
こんな田舎に欲しいサービスがあった!地域の課題をビジネスチャンスに変える方法
意外と気づかない!身近な課題を田舎ビジネスに
僕が田舎起業として可能性あるなと思う地域課題とビジネスチャンス:
- 高齢者の買い物支援
- 週末限定の移動販売サービス
- 商品の選定は地域の方々と相談して決定
行政サービスと組んでの連れてってカーなど
- 空き家の管理代行及び空き家バンク登録サポート
- 空き家の情報を集め、移住者などへ情報発信
- 庭の草刈りや植木の手入れ
- 不用品を回収してさらに販売
- 都会の人向けの農業体験
- 地元農家さんとコラボ
- 週末限定の農業体験プログラム
- 有機野菜を作り定期継続販売
アイデアの見つけ方3ステップ
1.まずは地域の人々の話に耳を傾ける
・お年寄りの愚痴の中にヒントあり
・若い人の不満にもビジネスチャンス
2.都会の目線を活かす
・当たり前と思われていることを見直す
・都会のサービスをローカライズ
3.複数の課題を組み合わせる
・単体では成立しないビジネスも
・掛け合わせることで新しい価値を創造
まとめ:田舎起業は、実はチャンスの宝庫

田舎での起業は、決して簡単な道のりではありません。でも、地域の人々との強い絆があれば、思わぬビジネスチャンスが見つかるものです。
私の経験から言えることは:
・地域との関係づくりが最重要
・都会の価値観を押し付けない
・小さく始めて、徐々に拡大
・複数の収入源を確保
最後に一言。田舎起業の醍醐味は、
「稼ぐ」だけでなく、地域の一員として認められ、
必要とされる存在になれること。それは、都会では得られない大きな喜びです。
皆さんも、是非一歩を踏み出してみませんか?
きっと、素晴らしい未来が待っているはずですよ(^^)/。